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今年は仮装はしなかったけど、思い出話で盛り上がれて、すごく楽しいよ。思い出に負けないくらい。思い出話の後、俺はバイトを頑張ってることを話した。そしたら、灯ちゃんが「頑張ってるんだね!」って褒めてくれたんだ。「頑張ってるよ。灯ちゃんのおかげ。」飲んでいたコーヒーカップをテーブルの上に置くと、俺は灯ちゃんを優しく抱き締めた。「灯ちゃん、俺の事、いっぱい褒めて。」灯ちゃんのネックレスに触れる。「頑張ってる聖夜くん、偉い。私も、頑張ろうって思えるよ。」「ありがとう。大好き。」交わした口付けは、コーヒーの苦い味がしたけれど、苦さの中に甘さも感じられたのは、2人して甘いものを食べていたからだろう。「ワンピース、本当似合うよね。可愛い。」このまま押し倒して、その服の中の肌に触れてしまいたい。「灯ちゃん。好き。」耳元で愛を囁いて、何度も灯ちゃんの名を呼んだ。その度、君は頬をピンク色に染めて照れ笑いをするから、その頬にそっと触れて、キスをしたんだ。灯ちゃんは俺の長い前髪に触れた。「聖夜くんは、本当にかっこいいよね。かっこよくて、優しくて、大好き。」