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ドサッ

床の上に優しく押し倒して、互いの指を絡めた。

「愛してる。」

「私も。」

何度も愛を確かめ合って、君の細い首を指で撫でて、その肌にキスを。

その唇は首から鎖骨へと下がり、そして君のネックレスに到達。

「来年のハロウィンも、一緒に過ごそ。」

「うん!約束だよ!来年も、聖夜くんと過ごす!」

約束を交わした小指を離したくない。

君の全部が愛しいんだ。

「灯ちゃん。愛してる。来年も、再来年も、その先もずっと、一緒にいて?」

君の胸に顔を埋めた。そしたら、君が俺の髪を優しく撫でる。

「死んでも一緒だよ?」

「うん、約束だよ灯ちゃん。」

何度も何度も約束をして、それは俺の生きる希望。

深く愛し合って、2人は肩を寄せ合い、ひとつのイヤホンで2人で音楽を流し聴いてる。

それは、愛を誓う純粋な2人のラブソングだ。

繋いだ手はもう離さないと誓うから、死んでも一緒と約束するから。だからどうか、闇よもう来ないで。

「パン柄だ!可愛くてずっと見てられる♡」

音楽を聴きながら、テーブルクロスを見つめ、君は言うんだ。

「いいなぁ。」

「あげよっか?」

「いいの⁈」

目をキラキラさせて、それは期待の眼差し。

「いいよ。この日のために買ったものだし、灯ちゃんに使って貰えたら嬉しい。」
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