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そこには、綾野さんと篠崎さんが朝ご飯の準備をしていた。247ページより
「おはよ尋秋、菊雅くん。」
目玉焼きを作りながら、綾野さんは言う。
「おはよう綾野さん♪あ!エッグトーストにするの?美味しそう!篠崎さんは何作ってるのー?」
「朝は冷えるからさ、かぼちゃのスープ。どうだ?美味そうだろ?」
「美味そうっす!流雨さんと篠崎さんって、料理まじすごいっすよね。」
尋は皿を用意しながら2人に言った。2人は嬉しそうに笑う。
「よし、出来た!食うか!」
流雨さんがそう言って、みんな手を洗い席に着く。そして両手を合わせた。
「いただきます!」
綾野さんと篠崎さんの左手には、キラリと光るリング。2人の幸せがずっと続くよう願いながら、僕はパンを食べるんだ。
僕達は愛する人と一緒に、幸せな毎日を過ごしてる。
金城と妹さんも幸せである事を願うよ。