親友だった僕らは互いに、恋愛に臆病だったね？永遠を信じられなくて、壊れる事を恐れて"恋人ごっこ"をして。248ページより
尋の暴力的な父親が死んで、僕の母親は密売とかで逮捕されて、帰る場所がない僕らに居場所をくれた綾野さんと篠崎さん。
罪をたくさん犯して、それでも2人は僕らを温かく受け入れてくれた。
最高の家族だよ。僕らが望んだ家族の形。温かくて優しいんだ。
「天気良いし、ドライブでも行くか。」
綾野さんの提案により、僕らは大喜びで、篠崎さんは嬉しそうに笑った。
この幸せを、何があっても守ってやる。絶対に失いたくない大事な物だから。
明日も、明後日も、一緒に生きていこう。