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10月9日
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憧憬とカプリチオ【完】
/音無梅
彼の紡ぎ出す音の隅々まですべて、狂おしいほどに特別だった。わがまま音楽家と鳴らしたメロディには優しい恋を織り交ぜて。
「それでも俺はお前が良かったんだよ」
「…甲斐くん」
「でも安心しろよ、もう好きだなんて言わないし嫁に行き遅れたら笑ってやる」
171ページより
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