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「先ほどみましたよ。あのような場での考え事は危険です」

「・・・・もっともです。でもね斉藤さん・・・いや、SAITOUサン。あたしもう少しで宝石怪人マダームをやっつけられるはずだったんだよ。妄想の中でね。最終的な必殺技は・・・そうだな・・・‘バストアップエディション!!’なんてどうだろうか!」

「すてきです。だけど必殺技はひとまず置いておきましょうか」

爽やかにかわされた。

なんだこのフレッシュさ。

斉藤さんは軽やかにあたしの前に出て、曲がったネックレスの位置を正しはじめた。

落ち着いてんなー。

司令塔、マジハンパねっす。
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