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「好きだったよ、ずっと、阿呆みたいに好きだったんだよ。だからこの先もし別れて、赤の他人になったとしても、俺はずっとお前のことが好きだから。誰に泣かされても、誰に嫌われても、俺は絶対に味方になるから」淡々としているくせに私を包み込む東雲の言葉があまりにあたたかくて、優しいものだったから。夜の街で人目も憚らずに私が泣くのは、仕方の無い事だった。