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「みぃ…」

大好きな香りに包まれる

『ごめんね?』

後ろから抱き締めてる暁人を
首を捻って見る

『ごめんね
 心配かけちゃって…
 手…どうしたの?』

「あ?こんなもん…
 お前が戻っただけでいいんだ」

「聞きてぇか?」

悪戯な声が聞こえてきて
また大好きな人達が現れた

「暁人がなんで怪我してるか
 聞きてぇか?」

『みんなー』

「暁人、みぃちゃん
 高崎さんとこの件
 話し付けるみたいだ
 話は後にして、結末を見届けよう」

隼人が目をやりながら言った

「そうだな、英悟にも関わる事だ」

アタシ達もその中心へと進んだ
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