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「みぃ…」351ページより
大好きな香りに包まれる
『ごめんね?』
後ろから抱き締めてる暁人を
首を捻って見る
『ごめんね
心配かけちゃって…
手…どうしたの?』
「あ?こんなもん…
お前が戻っただけでいいんだ」
「聞きてぇか?」
悪戯な声が聞こえてきて
また大好きな人達が現れた
「暁人がなんで怪我してるか
聞きてぇか?」
『みんなー』
「暁人、みぃちゃん
高崎さんとこの件
話し付けるみたいだ
話は後にして、結末を見届けよう」
隼人が目をやりながら言った
「そうだな、英悟にも関わる事だ」
アタシ達もその中心へと進んだ