頭が痛くなるくらい泣きました。
ずっと苦しくて切なくて、それでも律花と奏の空気感からもうお互いが好きでたまらないと嫌でも伝わってきて、この二人が離れるという未来は、私自身もまったく1ミリも想像できませんでした。ページが進むごとに、少しずつ二人の愛し方の違いが見えてきて、でもやっぱり好きで、本当に苦しかったです。
こんなに好きあっている二人がどうやってそれぞれの道を歩んでいくのか、怖くて中盤からはゆっくり文字を追いました。律花が久揮さんとの結婚を望むと自分から言えた時、絶対に幸せになって欲しい、と強く思いました。番外編で久揮さんの覚悟や決心の経路を辿れたのも嬉しかったです。
恋心のグラデーションをここまで綺麗に描くことができるんだ……と放心してしまいました。素敵なお話をありがとうございます!