電車で見かけるあの人の横には、いつも彼女がいた。/咲良 緋芽
PM5:14、いつもと同じ時間、同じ車両。だったり、時間が少しズレたりして、そんな些細なことにも、ちゃんと意味があって、最後は、どこか文学的な感じを残しつつ、終わっていく。