とてもとても素敵でした。
勉強の合間に、たった8ページなら、と軽い気持ちで読んでしまいました。涙が出て大変でした。始めは眠る彼になんの疑問も持っていなかったのでラストで衝撃を受けました。彼の冷たさや、それを暖めようとする彼女の心情がとても伝わってきて涙が出ました。シンプルに淡々と第三者目線で話が進んでいたので彼女の想いが逆に強く感じられて涙が出ました。
もう一度読んだのですが、結末が分かると始めの方の文章の端々に彼の死を思わせるような表現が織り込まれていたことに気がついて、また涙が出ました。
今まででこんなに心を動かされた短編小説は初めてだったのでどうしてもレビューを書かせていただきたいと思い、勢いのままに打ち込んでしまいましたので、きっと意味不明な部分もあるかと思います。申し訳ありません。素敵な作品をありがとうございました。