日比埜 眞也

すごく感動した
主人公、そしてそれを取り巻く登場人物、そして物語。どこをとっても素晴らしいと思いました。
とてもリアルな恋愛小説。
決して夢物語じゃなく、現実にもある人の弱さや優しさ、脆さや狡さ、そういう部分がしっかり描かれているなと感じました。

修綺と由真のやりとりは、読んでいてとても辛くて涙があふれました。一方で、あんなに狂気のごとく人を愛せる二人が羨ましいな、とも感じました。あんなに惹かれあった二人だからこそ、幸せな結末を迎えられて本当に良かったと思います。
そして、夜人も、いつか幸せになれる様にと、心からそう願います。

素敵な作品をありがとうございました。