むにえなのﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ

2015年3月17日

展開はありきたりだが、その中に光るものが見える
オーソドックスな百合系の話を調べたら、すでに一通り押さえられているぐらいに基本的なところを語る小説だったと思います。
新しさはありませんが、その中でも幸せに生きる登場人物（おそらく作者の感性でもある）が光ります。
私たちは幸せであるーーその率直で壊れそうで、そして芯の強いカタチを読むことができました。
一般的な文章では推奨ですが、ケータイ小説ですと行間が詰まりすぎているのは読みにくさも感じたのが残念です。