瑠愛
交錯する4人の想いが、切ない
そよごちゃんのコラボ作ということで読み始めたこの作品。
気がつけばあっという間に
この作品の独特な世界観に引きこまれていました。
何より引かれたのは、オリジナリティある物語の設定。
幸花と春波、そして美南瀬と雅登。
絡まり合う4人の心情を描くのは、まさに至難の業だったと思います。
4人がそれぞれ、色んな想いを抱えていて。
時にずるく、時に罪深く。
一筋縄ではいかなくなる、大人の恋の切なさに、共感できるところがたくさんありました。
4人がだんだんと互いの関係に気付き始める辺り、ものすごくハラハラさせられました。
傷つけあったけれど、新たな道を選択した二人のラスト。
祝福したいキモチになりました。
そよごちゃん、AnNさん。
素敵なお話をありがとうございました。