スピーディーな、
読めば読むほど続きの気になる展開が待っていてあっという間に読み終わりました。

現役総長として暴走族を引っ張る主人公と敵対する暴走族などを巻き込んだドタバタコメディー。まず会話が生きています！　思わず噴出してしまいそうになった場面やホロリときてしまうシリアスシーン。どちらもあって飽きず読み進められます。

そして、展開が早くなり過ぎず丁度いい感じなので読みやすいです。また、変に暗い話にはならないのですごく楽しいです。

ただ、三点リーダに統一がないところが気になりました。
それから主人公が全国ナンバーワンの暴走族の総長であるにも関わらず、少し周りに頼り過ぎではないでしょうか。本人は自分のことを強い強いと言っているのに実際そうだと思わせる場面がなく、読者としては分かりにくかったような気がします。
また、本編で龍也さん以外の扱いが雑でなんだか登場人物たちの個性が生かされていないような感じもしました。

最後に現れた主人公の妹であるという愛姫ちゃんは何故行方不明なったのかなど、二巻の行方も気になります。


更新がんばってください！