マサル

面白い
たった13ページ。

だけど、かなーり濃い13ページでした。

内容としては、よく時代物でありそうなお話。

城から逃げるお姫様と、それを支える若い武士の話。

だけど、文章力があるので自然に引き込まれて行きます。

細かい描写で、まるで一つの短編映画でも見たような。

とてもリアルで、雪姫と佐馬介の息遣いまで聞こえて来そうです。



そして、二人の信頼と人間としての強さ。

雪姫の言葉に胸を打たれました。

個人的には最後の辺りをもう少し、ページ数を増やして欲しかったですが。


心に響く物語でした。