聖凪砂

たった一つのボタンの掛け違い
この表現があっているのかはわかりません。
だけど、もう少し早く二人が再会していたら、このような切なく複雑な関係には陥らなかったのではなかったのかと何度も思わずにはいられませんでした。
あまりにも切なく、そしていて複雑すぎる人間関係。だけど、現実にあり得るこの人間関係の汚さがリアル感を引き出していました。
特に、一華を利用していた中田さん。だけど、彼女の汚さは嫌悪感を感じながらも、こういった人間が現実にはいること。そして、綺麗に終わりながらも、彼女とのことは本当に決着がついたのかと気になってしまいました。
この後、番外編が続くみたいですが、そこででてくるのか書かれるのか気になるところです。