読みやすかった。
描写がとても綺麗な作品で、スラスラと読めました。


会話文から、描写から、キャラクターの心情が伝わってくるようです。



ただ、読後にすっきり感を感じられなかったかなと思いました。



主人公を何年も思い続けていた新垣は、どうして主人公を諦められたのか。


主人公と遼は結婚したが、その間に本当の愛はあるのか。



ですがそうはいっても、この物語の最後のページから分かるように、
“愛を叫ぶ”よりも単に“傍にいたい”ということなのだと思いました。



こういうのもありかなと。




全体を見てみても、やはり良い作品ですね。