高校時代を思い出しました←
毎日同じことの繰り返しで"普通"の日常に飽き飽きしていた主人公。そんなとき、綺麗にシュートを決めるバスケ部の男の子に思わず目を奪われて――

高校生らしい恋愛、そこにバスケという要素が入って青春の匂いも。表紙はどういう意味なんだろうと思っていたら、おおなるほど、素敵です。(一応ネタバレ回避←)そのシーンの描写がとても綺麗で一気に引き込まれました。お話も読みやすく続きが気になります。

ですが、「小説」とはちょっと言い難い……というのも、「(笑)」「///」や「…」の多用がそう思わせるのだとおもいます。会話ばかりに頼らずきちんと描写できる方なのにその点が残念に思いました。あとこれも個人的に、いらない部分にも「、」が多くて気になりました。って私けち臭いですね(笑)

それと読んでいて置いてけぼり感というか、展開が早いように感じました。すでに四角関係が出来上がっちゃってます。恋愛面ばかりではなくて、例えば「普通の」日常にうんざりしているのならその様子(何気ないエピソード)を描くとか、もう少し丁寧にお話を進めてもいいかもしれません。

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