猫パンチ

罪と罰
400ページの長さを感じさせない物語でした。

 謎が謎を呼ぶ展開。

 城に捕らわれた人々の人間模様。

 極限状態から逃げ出せない人間たちの苛立ちや絶望が伝わって来ます。

 呪いの発端を描く過去の話は、悲しくも恐ろしくもあり、考えさせられました。

 人形の悪夢を見そうな作品です。