聖凪砂

わかりづらい愛情表現
読んでいるこちらとしては、ところどころ楠木先輩視点で加賀先輩の想いが見えてくるのですが、当事者である璃子ちゃんにはそこはないわけで、わかりづらい愛情表現だったと思います。
そして、有名の加賀先輩だからこそ、自分に興味があるなんて思うこともなく、また、自分が好きになる気持ちを一生懸命に否定する姿はなんとなくわかりました。だけど、強く求められると拒絶することもできず…というなんとも難しい乙女心もあり、読んでいるとすごく惹きこまれる作品でした。