逢崎 奈零

惚れ薬なんて、なくても。
特殊機器発明研究部、通称キケン部に所属する霖のことが好きな梨歩。「何か作って欲しいものある?」そう霖に聞かれた梨歩は咄嗟に"惚れ薬"と答えてしまい――。


うっすら滲み出ている"両想い"2人はお互いに鈍感だからこそ、読んでいる側としてはすごくもどかしかったです。

切なさもあり、可愛さもあり、温かさもある。読み終えた後には心がぽかぽかしてくる素敵な小説だと思いました◎


欲を言えば、もっとキケン部についての内容をもっと知りたかったですね´`*

せっかく作者様の考えたユーモアセンス溢れる部活なのに、「女子禁制」「部員はプレイボーイ」という言葉だけだったのが非常に残念です。


素敵な作品をありがとうございました。