夢宮絢霧

等身大の物語
タイトル、テーマからして、
ハッピーエンドが想像できませんが、
最後は落ちるべきところに、
すとっと落ち着いた印象を持ちました。

等身大の苦しい物語は、
なによりも書き終えることが一番大変です。
なので最後まで書き抜き、
そして完結していることが、
最大の評価となります。

物語は終わりましたが、
周りを巻き込んだストーリーは、
はじまったばかりです。
先を想像させる良い作品でした。