女の子の気持ちは“きまぐれ”なのだ♪
女の子の揺れる心を、時には童話風にホンワカと、時には切れ味鋭く詠んだ、素敵な詩集です♪

詩集は3部構成で、「うとうと気分で始まって。」の章のポエムは、童話のような可愛い世界を想像力豊かな表現で描きつつ、深いメッセージが隠されていて、すごいです！
特にオススメなのは「魔法使いのまほう」と「しらない世界へ。」です。

「タマテバコ。」の章のポエムは、“ココロ”がテーマで、孤独や恋心に真正面から向き合う女の子の“心の叫び”が伝わってきます。
僕は「ココロの唄」を何度も読み直しました。

「ヒトリゴト。」の章のポエムは、そのタイトルどおり、作者さん自身の独り言の形をとった、メッセージ性の強い作品ばかりです。
他人に流されるのではなく、自分にとっての幸せを大切にしようという主張がとても共感できました。

読みやすくて、それほど長くない詩集なので、ぜひ一度読んでみて下さい♪