時流 護

ほっとする
心優しそうな主人公の主観から物語が構成されているので、肩に力をいれずに、「ほぅっ…」とした気持ちですんなり読み進めることができました。
積極的とはいえない主人公の性格を相手の男の子のサバサバ感が補っていて、かと思えば主人公から男の子に急接近してみたり…

甘酸っぱくて、でもふわっとしていて、良い意味での緊迫感のなさが、心を温めてくれました。

なんだか、「高校生の恋愛」ってこういうものなんだよ、という定義付けのような気がしました。

更新頑張ってください。
楽しみにしています。