神崎さん。
好きな子をいじめたくなるんですよね。(笑)
好きな子をイジメたい・自分だけを見ていてほしい。不器用な純君の怖いくらい一途な思いに最後、ギュッと胸を締め付けられた。
好きな子をいじめたい――というか、全てがハルの為だったんだけど、そんな解決策を生み出す思考を持った純君は、間違いなくヤンデレですよね。
不器用でヤンデレな純君に見事やられちゃいましたよ!(笑)
無駄なシーンが一つもなく、各キャラクターの性格設定がきちんと決められているので、とても読みやすいという印象を受けました。
表現力の高さにも驚き、綺麗な文体にはただただ感動せざるを得ない。
作者様の頭の良さがうかがえます。
幼馴染みとの、少しだけ屈折した甘い恋。
切なくて、だけど心温まるこの作品を、是非一度読んでみてください。