伊東ミヤコ

引き込まれる!
一言で表せば、普通の少女とアイドルの恋。

でも、ユウイチもユウセイも、ただのアイドルではなく、世間を斜めに見ていたり、ひねくれてたり、自嘲気味だったり、一筋縄ではいかない。

が、不自然になりがちなテーマでありながら、そんな二人と関わっていく詩恵里の、少し不器用な部分に、きっと、何かしら共感する部分があったのだろうなあと、無理なくストーリーを受け入れることができました。

過去と現在が交錯する練られた構成、作者様自身が考えられたという曲の歌詞、ところどころに作者様のセンスが感じられる、決して最後まで期待を裏切らない作品です!