月夜六九

優しい気持ちになれる作品
優しい気持ちになれる作品です。
竜と響、二人のそれぞれの立場に立って相手を思う気持ちが、愛情を込めて描かれているのが伝わってきます。
シンプルな文章で大変読みやすく透明感のある悲しさが優しく心に染み込んでくるようです。
そのシンプルさゆえに行間からは、過去の二人の楽しかった時の作品内で描かれていない場面まで想像をかきたてられます。
響の人生に涙し、由紀の優しさも忘れがたいです。