桃水
非王道で展開を読めないことの面白み
王道でなく非王道、展開が読めないので楽しみになる、そんな小説です。
主人公は、自分の考えで動いていて、尚且つブレない。考えていないようで、考えている。長所も短所もあるキャラクターで、大好きです。キャラ設定が濃く、細かくされているように思います。
そして、ギャグは無いのに、笑ってしまう。
理想的な小説のスタイルだと思います。可笑しな、特徴的な行動でなくとも、人物の何気ない行動を見て、微笑ましく思ったり、自分なら、と反論を抱いたり。そこから学ぶこともありますね。
物語には欠かせない「面白み」「読者を満足させる要素」「飽きさせない要素」を、十分満たしています。少なくとも、私はそう思います。
最後に、光と千秋が大好きです!!!!千秋さんの!喜んでるくせに隠すところとか!光の!真っ直ぐなところとか!素直で、正直なところとか!
更新、楽しみにしています*