GAYA

絵が浮かんでくる
クリスマスは終わってしまったけれど、ほんのりした気分になれるお話です。

出だしから『クリスマスケーキにロウソク?』とか『もうひとつ消さなくてはならないもの』とかワケあり風だけれど、読んでいくうちに段々と事情が分かってきて(ああ、そういうことだったのか・・)と納得。

暗闇に灯るロウソクの脆い明かりが主人公の心情を象徴しているようで切なく伝わってきます。

それでも読後に暗い気持ちにはならないので安心してお勧めできます。