香月 茶々

ありそうでない
文章も内容も、とても個性があって素敵でした。

真意がわかりそうでわからない、でも何となくわかるような。空いた寂しさを埋めるものが優しさなのか同情なのか、捻れも飛び越えて惹かれてしまう。少女の未熟さと大人の男の弱さがチクリと胸を刺しました。

作者様の絶妙な表現が活きたお話だと思います。一部分を切り取ったような物語でしたが、とても余韻が残っています。ありがとうございました。