謝花 えりり

まだ序盤ですが王道とはひと味違う予感
23ページまで読了しました。

とても丁寧で文章が綺麗な作品です。
所謂"ケータイ小説然"としていない書き方で、
独特の世界観があります。
登場人物は高校生ですが、文体が落ち着いて
ますので、大人っぽい印象を受けます。

たぐい稀な美少女が出てきますが、
俗にいう王道とはひと味違う作品です。


個人的に気になった事といえば、礼樺の
正体を知ったとき、レンが意外に普通だった
かなぁと…。

「私、実は外人なんだよね」と大して変わらない
気がして、もう少しリアクションがあっても…
と思いました。

それからなんで○○が普通に学校来てるの?
目的は何なの?なんでレンはそこを訊かないの?
これ等の疑問が気になって仕方なかったです。

でもそれは私が普段ファンタジー系を
読まないので、その流れというか"お約束"?
を知らないせいかもしれません。

なので違和感を感じない人は感じないと思います。
今後、謎も明らかになってくと思うので
展開が楽しみです。

落ち着いた綺麗な作品、
ファンタジー系が好きな方にお薦めです。