まいみ

切なく愛しい、儚い愛の物語
一人一人の物語や背景が、すごく濃密に書き込まれていて…

ゆりを忘れられないリョウジ先輩の苦悩や、同情なのか愛なのか…と、自分の中を渦巻く色々な感情に翻弄され悩み、なかなか決断を出せない主人公・澪の人間らしさに、思わず心を打たれてしまいます。


それでもどこか自分の意思や大切なものを見失わず、時には傷つけ合いながらも必死に愛を見つけ出そうとする二人の本当の優しさに、人を好きになるのはいい事だなぁ…と、つくづく思いました!


この二人が、これからどんな終わりを迎えて行くかが楽しみでなりません!