七森ちは
独特な純愛
小さい頃から好きな人を想い続けて少しずつ大人へ成長していくお話でした。
お互いが想い合っているのに八尋が気持ちを制御していて読んでいて切なくなってしまいました。
設定は有りがちでしたが独創的な感じがします。まひるが最初の方は鈍感だったので天然かと思いきやユータの気持ちに気付く、など。
そういう場面を見るとリアリティーだなと思います。
個人的な意見ですが、改行が多いのが読みづらく感じてしまいました。そう思ったのは私だけかもしれないのでそんな意見もある、くらいに受け止めてください。
それと心理描写と情景や人の描写の比率が大きく違ったのが気になります。情景などの描写が無いとイメージがしづらい時があります。
ですが言葉は綺麗ですし、ところどころ心を奪われるシーンがあり私的にとても好きな話でした。
“オトナの階段、ゆっくり上っておいで?”にはやられました。大人の余裕ってやつですね。
長々と失礼しました。これからも頑張ってください。