高村爽
人を愛すること
表紙に惹かれてページを捲りました。
素敵すぎて、進める手が止まりませんでした。
愛ってなんだろう、と考えさせられました。
好き、という気持ちは誰もが持っているものだけれど、それに気づくのは難しくて、いつの間にかその気持ちはなくなってしまうのかもしれない。
でも、気づいたところで歪んだ愛になってしまうこともある。
仁田専務はそんなリアルな愛を描いているんだと思います。
両親に愛を注がれなくても、鷹也は明に救われた。
人を愛するということは、とても尊くて奇跡に近いことなんだと、この作品が教えてくれました。
自分にも本気で好きな人が、愛せる人が現れるといいな、と心から思いました。
素敵な作品ありがとうございました。