柚茶緒花

ピュアな青春・一途に切なく
最初のお話は甘酸っぱい青春物語。
好きな人が前の席に居て、見るななんて言う方が拷問で。サエが黒板を見る振りして“彼”を見つめていた時どんな気持ちだったのだろうかと想像しただけで胸がポカポカと温かくなります。
“彼”視点では、サエは俺を好きかもしれない、そんな思いから始まった恋。自分に好意を抱いてくる人が気になり出すのは当たり前のこと。勘違いかもしれない、でも両思いになりたい!“彼”の揺れ動く気持ちが鮮やかに描写されていました。
ネガティブなサエと、ポジティブな“彼”は最高にお似合いだと思います。

次は、化け物と呼ばれていたミオが見違えるように綺麗になったお話。
小学生からの片思い。一途なミオ。そんな素敵になった彼女にだからこそ、あれが沖田くんなりのけじめ。谷川くんとこれからどうなるのか…更新楽しみにしています。