道化 紗丹
ほんわか
温かいお話でした
最初の暗い雰囲気とは裏腹に、時に出てくるコメディが混じった温かい場面と読んでて飽きませんでした
特に最後の照る照る坊主の描写は心にぐっと来ました
ただ…
私にはいまだに透夜君の性格がつかめません
最初は何も言わず、雨の中立ち続けている怖い人…と思いきや、話しかけられたらどもつきながらもデートを誘って…最後にはツッコミ役になって(笑)…とたくさんの顔があるのはいいと思うんですが、私にしてはこれが同一人物!?と思えてしまいました
もう少し、登場人物の心情やまわりの情景を増やしてみたらもっと登場人物が生き生きとするのではないでしょうか?