証明を得る為に
各話で視点が切り替わるにも係わらず、きちんと繋がっている為、迷わずに読めました。

一見すると難しいお話、というイメージを抱きましたが、読み進める度にに、のめり込み、最後まで一気に読んでしまいました。

"存在証明"が何か？と聞かれて、これだ、と即答出来る人はまずいないでしょう。

だからこそ人は、迷い、戸惑い、時に間違いながらも、必死に生きているんだな、と考えさせられる作品でした。

作者様の作品には、いつも泣かされてしまいますが、今回は、個人的にですが各キャラクターの名前が素晴らしい!!!と違う感動も味わえて、二度おいしい作品だと思いました。


素敵なお話をありがとうございました!!