ageha

泣かない、と思っていたのに―…
泣いてしまいました。

号泣しました。


スローテンポで始まったストーリーに、純愛なお話だから、前作【ワールド オブ マインド】のように泣かされる事はないだろうと思いつつ読み進めたものの―…

文字を打っているこの瞬間さえも、画面が滲んで見えてしまうくらい、涙が止まりません。


元々、個人的に陽奈ちゃんが大好きで、今作でも優ちゃんに投げ掛ける言葉のひとつひとつに胸が締め付けられました。

それに追い撃ちをかけるかのような、初恋を知り、嫉妬や葛藤をする優ちゃんの心の叫び。

好きな人の幸せを祝えない気持ち。

逃げ出してしまった気持ち。

勘違いだったんだ、と。
何もなかったんだ、と。

そう思いたくなる気持ち。

その全てに心臓をわし掴みにされたような、そんな感覚に襲われました。

画面の前で思わず、「好きだからそうなるんだよね…」と言ってしまったくらいです。


題名も、ストーリーとピッタリで、とても素敵なお話でした。