東雲

無限惑星
テンポよく進んでいく話にすぐ惹きつけられました。

旅をしたいという彼女に反対しながらも結局許してしまうアキ。

P14の

“好きでした。
 大好きでした。

 落ちていく髪が積もる。
 好きが、大好きが積もる。”


それを見た瞬間どれほどイノリのことを好きなのかが伝わってきました。

髪と想いを比例させて伝えてくるモノ。

ここの文が僕は一番好きですね。


二話では合コン行って別れ話。

それでもアキは進撃な想いで祈りに伝えて。

一途な想いが伝わってきます。


三話ではイノリ視点での山桜の話。

ここで出てくる老女の話にちょっと胸がときめいたり(笑)


イノリとアキの二人もこの老女とご主人のように幸せになってほしいと思います。

まだまだ続くようですが、一話完結型なのかすんなり読めて後味も悪くなくスッキリしました。


おすすめです。