minamikaze

得られなかったものと引き換えに得るもの
障害はデリケートなテーマではありますが、作品全体から、障害を真摯に受け止めて生きようとする姿勢が滲み出ています。

私は障害を障害と認識してしまうこと自体が一つの差別なのではないかと気にしてしまうこともあるのですが、やはり現実としては“存在”し、“意識”してしまうものなのだと思います。

でも、そうしたものと向き合ってるからこそ、主人公の音に対する人一倍の強い思いいれ・恋人に対する愛が存在するのではないかとも考えさせられました。

ほんとうに素晴らしい作品だと思いました。