桜葉マミ
意表を突く展開
ミスター・パーフェクトと呼ばれる主人公が騙された友人のために、人肌脱いで女の子に仕返しを頼まれた。
確かに仕返しは良いことでないので、渋々引き受ける彼の心境に共感し、ミスター・パーフェクトと呼ばれるだけあって、騙したであろう女の子以外から告白されてしまうのも納得。
このまま、騙したであろう女の子の確信に迫っていくと期待していた私には最後の落ちが、まるで逆ドッキリのようで驚かされた。
そして、ふと思うこと･･･“主人公も今こんな気持ちなのか”と。
短編だからすらすら読めたのもあると思いますが、自分が惹きこまれていたのだと改めて感じました。