日陰ぼっこ/チャル
和風クトゥルー?他の作品と同様、独特の感性で書かれた作品であり、一般的なホラーと言う分類に当てはめていいのかどうか……。共通するのは、何とも言えない薄ら暗い雰囲気と、決して人間が嫌いなのではなかろうオチへのつなぎでしょうか……。この作品でも、結果的にはどうあれ郷愁の念が感じられました。読み終えた後、クトゥルー神話の“インスマウスの影”が頭に浮かびました。まったく別物ではありすが、独特の世界観を大切にされ、今後の作品にも期待しております。