珊瑚島

「幸福とは、」
「幸福と不幸は、常に隣り合わせで存在している」

この作品を読んでいて、ふとこんな言葉が頭に浮かんだ。

スリルを望んだ少年。
仕事からの、つかの間の解放を求めたはずの青年。

そんな彼らの前に突如現れたるは、謎の男。あの意味深な笑いに、ますます物語の中へと引きずり込まれていきます。

「幸福の指輪」に願いを叶えられた二人に訪れたのは、果たして――。

その先は、ぜひご自分の目で確かめてみて下さい。