夢追い/じぇにー
能力者の孤独予知の能力を得たが故に、孤独の闇へと身を落とす事となった女性が描き出されています。自らの終焉の刻限を知ってしまったが故の焦燥と結末がどんどん迫って来ます。その緊迫感が良いです。また、後半に書かれている筆者様の体験談が怖い。アイツは誰だったのか。ドアに残ったもの言わぬ痕が得体の知れない恐怖を運んできます。背筋がぞくりとする話、いかがですか――?