竜也
星が足りない
始めまして。
僕は「詞」が好きで、詞を読みあさっていたらたまたまこの作品に出合った。
そして読み終り、気付いたらレビューを書いている。今、そんな状況です。
まず、タイトルに惹かれるものがありますよね。
「ただ、唄うだけ。」
変にアピールをするようなタイトルでもなければ、特に印象に残るようなものでもない。
だが、響きが綺麗だ。つい、クリックしてしまう様な、そんな魅力を感じました。
そして、肝心の中身も同じ。
1つ1つの詞が深い。例を挙げるならば「地球の中心」。
地球は丸い。それだけの事を、素敵と表現している。これは「なるほど」という言葉と当時に、読み終わった後、温かい気持ちになりました。
他の方々のレビューも見させていただきましたが、「勇気」「励まし」の言葉がやはり多かったです。
中には「読みにく」というのもありましたが、僕はそれでいいと思います。
詞はあくまで未完です。曲をつけて完成なのです。
詞だけで簡単に読めてしまう。それではきっと薄っぺらいものにしかなりません。
そう言う意味では本当に星が5つでは全く足りない作品だと思います。