清乃
不器用な初恋
三年間、一人の人のことを
不器用にもがきながら
想い続ける主人公を飾ることなく素直に表現していました。
この物語の強みは
その素直さ。
格好つけずに
その時々の想いを語っていく部分に
共感を覚える人も多いのでは?
その部分は素晴らしいと思いました。
残念は部分としては
場面展開が急すぎて読者がついていけないこと。同じ1ページのなかに昨日と今日がごっちゃになってたりページをめくると急に全然違う場面になってたりするのは少し読みづらいかな、と…。
それと同様に急にメインの人物が変わってしまうこと。
今まで主人公のリサの語りだったのが急に弟の康也の語りになったり周斗の語りになったりするのは混乱を招きます。
○○サイド、と節の題名に付け足した方が読みやすくなるのでは?
まとめると、
作者様は書き終えた後、
客観的に作品を読み返してみたほうがよいと思います。
作者様の頭の中での構想が先行してしまい、文章がついていけてない部分がありました。
生意気レビューですいません。
頑張ってください。