yuki
新世界小説
読み終わって、なるほどな~と正直感嘆してしまいました。
新しいスタイルの小説です。
形容が自由なのが携帯小説のメリットとはいえ、こういったスタイルの小説ははじめて呼びます。
障害をもって白黒の世界をもつ主人公の気持ちがすごく鮮明に表現されていました。
心理描写が豊かなので、すぐに感情移入してしまい、切なく哀しい気持ちがすっと心に入ってきます。
そして、たまにある心の中のツッコミも私は好きでした。
それにキャラが個性的なのもこの小説の特徴の一つでした。
会話の一回一回がとてもテンポがよく、読みやすかったです。
文章力があるため、キャラが途中増えていくのですが、特に混乱することなく読めたのも素晴らしかったです。
まだ未完ではありますが、この小説を読んだ人には、なにかしろ『色』という強烈な想いを感じるのではないでしょうか。
続きも期待しています。