めぐり飛空

まさに現代の人間関係
高校生のハルは友達に勧められ、あまり興味のなかったケイタイコミュニティサイトへ登録する事となった。

そこで年上のマコトと知り合い、複雑な思いを懐きながらも惹かれ始めるが……。

ノンフィクションとの事でしたが、まさに現代の人間関係、恋模様を表しているようでした。

マコトの大きすぎる愛情表現に不信感を持ったり、家族との関係がリアルに描かれています。

マコトへのドキドキ感と不信感の中で揺れながらも、自分を見つめ前に進んでいくハルは私か想像していた現代の若者よりもずっと大人で漠然としながらもちゃんと地に足をつけ生きていると強く感じました。

この世の中。
このお話に共感出来る人は多いのではないでしょうか?