芽美
需要と供給
人は、誰かに求められて幸せと生きがいを感じるものだと思います。
自分からもっと手を伸ばして、「欲しい」と言えば求められるのに、それが過去の出来事で出来ずにいた愛。
この作品で描かれた「需要」と「供給」に奥深さを感じたのと同時に、愛の考えと自分の考えが重なる部分があって、酷く胸を打たれました。
読者を惹きつける先の読めない展開に釘付けになり、何度となく裏切られ、「やられた!」という気持ちにさせられました。
愛の「需要」は、しいちゃんの「供給」によって最高の幸せへと変わる。そんなラストに大満足です。
本当に素敵なお話でした!!大好きです!!